2025/09/29 11:30

今日は、『Bluolino ブルオリノ』の紹介記事を書きます!


内容としては
・ゲームのコンポーネント
・ゲームの遊び方
・ポイント
となっており、『Bluolino ブルオリノ』をより知ってもらえるような内容となっております!


ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!

『Bluolino ブルオリノ』

人数:2-4人 
プレイ時間:30-60分
ルール説明:30分
ジャンル:ワーカープレイスメント×アクションホイール×リソースマネージメント
ゲームデザイン:RMBC
アートワーク:みやのせなつみ
グラフィックデザイン:Susan Santosh
ディベロップ:Satoshi Endo
校正:うめゆ
出版/編集:Sui Works


内容物

都市ボード 1枚
アクションホイール 1枚
郷ボード 6枚
資材ボード 4枚
スキルボード 4枚
スタートプレイヤーマーカー 1個
橋タイル 6枚
コインチップ 37枚
評価点チップ 16枚
資材コマ 112個
橋コマ 6個
建物カード 54枚
ヘルプカード 30枚
計画カード 6枚
建築士コマ 4個
建物コマ 28個

Sui Worksらしい、もりもりのコンポーネントでお送りします!

ストーリー

建築士たちの国、レヴァルモン(Lévalmont)。
その中央にそびえる都市「モン・リュミエール」は、森と谷を見渡す高台に築かれた、文化と信仰の中心地です。
石畳の道、尖塔屋根の家々、時を告げる鐘楼が立ち並び、森の建築士たちはここで学び、各地へと旅立っていきます。

都市を囲むように広がるのは、風土も文化も異なる6つの郷(レルム)。
あなたは、この国の若き建築士として、それぞれの郷をめぐり、土地に合った建物を建てていきます。
ときには橋を架けることで、人や物の行き来が生まれ、交易がにぎわいを見せることもあるでしょう。
中央都市の協力を受けながら資源を運び、各地に建築を進めましょう。

多くの地域に建物を建て、国に名を知られる優秀な建築士を目指しましょう!


どんなゲーム?

まず、このゲームはどんなゲームか、を書いていきましょう!

『Bluolino ブルオリノ』は、ワーカープレイスメント×アクションホイール×リソースマネージメントの中量級ボードゲームで
アクションホイールによって内容が変わるアクションスペースに自分のワーカーを置く
変則的なワーカープレイスメントゲームです。

これだけだとなんだかよくわからない!と思うので、より深堀していきましょう!


ゲームの流れ

まず、ゲームは複数のラウンドで構成されており、
プレイヤーの誰かが保持している建物コマ7個が全て無くなったら、ゲーム終了です。

ラウンドは
①決定フェイズ
②アクションフェイズ
③クリーンアップフェイズ
の3つで構成されており、これをぐるぐると繰り返していきます。

①決定フェイズ

ここで、『Bluolino ブルオリノ』のポイントその1!
このゲームにはアクションホイールという特別なコンポーネントが入っています。

ゲーム中は、このホイールを使っていろんな組み合わせを生み出していきます。
まず、①決定フェイズではスタートプレイヤーがこのホイールを好きな方向に回転させます。

これが悩ましいポイントになっていて……。
その効果がどう影響してくるのかは、②アクションフェイズでご紹介しましょう!

②アクションフェイズ

スタートプレイヤーがアクションホイールを回し終えたら、それをテーブル中央に戻します。
この戻した位置によって、②アクションフェイズでプレイヤーが実行できるアクションが決まっていくんです。

ゲームの基本はワーカープレイスメント。つまり、自分のワーカーをアクションスペースに置いていく流れです。

ただし、『Bluolino ブルオリノ』ではそのアクションスペース自体がホイールの位置で変化していく、
というのが大きな特徴になっています。

たとえば——

Aという場所にワーカーを置いた場合、「石材を獲得し、資材を輸送する」というアクションが実行されます。

また、別のケースでは——

Fという場所にワーカーを置いた場合、「木材を獲得し、スキル研修を行う」といった行動になります。

(アクションの詳細については、後ほど改めて解説しますね!)

つまり、スタートプレイヤーがホイールをどう回したかによって、
「どの資材を獲得できるのか」そして「どんな行動が実行できるのか」
その組み合わせが毎回変わるわけです。

これこそが、『Bluolino ブルオリノ』のポイントその1――アクションホイールによる悩ましさなんです。


アクションについて

では、実際にアクションホイールでできるアクションを見ていきましょう!

A「スキル研修を行う」
各プレイヤーにはスキルボードが配られていて、ここで任意のスキルを1段階レベルアップできます。
レベルが上がれば他のアクションが強化され、より効率よく進められるようになります。

多くのアクションはこのスキルレベルを参照していて、数値が高いほど効果も強力になります。


B「資材を変換する」
このゲームには「4種類の資材」「お金」「評価点」が登場します。
それらを交換・変換して、自分の戦略に合わせて使いやすい形にしていくのがこのアクションです。


C「支援を受ける」
ヘルプカードを1枚獲得できます。
自分の戦略を後押ししてくれるカードで、イメージ的にはカタンの発展カードのような存在です。


D「資材を輸送する」
各プレイヤーには資材ボードがあり、その上で資材を移動させることができます。


ここで『Bluolino ブルオリノ』のポイントその2!
資材には「保管場所」があり、資材ボードのどこに置いてあるかがめちゃくちゃ重要なんです。

例えば、建築アクションで「A」に建物を建てたい場合、
資材ボードの「A」のマスに必要な資材を置いておかないと建てられません。

つまり、建築の計画を立てながら、資材をどこに配置していくかも考えて動かしていく必要があるんです。


E「資材を獲得する」
スキルボードのレベルに応じて資材を獲得できます。
ゲームでは毎手番最低1個は資源が得られますが、それだけでは足りないので、
このアクションを使ってどんどん資材を集めていきます。


F「製鉄する」
登場する資材は「木材・石材・鉱物・鉄材」の4種類。
そのうち鉄材は上位資材で、鉱物を製鉄することでしか手に入りません。
強力な建築やアクションに必要になるので、うまく製鉄を組み込むことが大切です。


建築について

では、これまでのアクションで集めて・変換して・動かしてきた資源をどう使うのか?
その答えが――建築です!

各プレイヤーは、テーブル中央に置かれた「組み合わせボード」に自分の建物コマを配置していきます。
こうすることで評価点を獲得し、勝利に近づいていくのです。


建築の手順

建築を行いたいときは、通常のアクションを実行する代わりに「建築アクション」を選びます。

1、建物カードのディスプレイを確認
建築したいカードを選び、コストと建築場所をチェックします。


2、資材ボードの配置を確認
先ほどの説明どおり、たとえば「A」に建築したいなら、資材ボードの「A」に必要な資材が揃っていなければなりません。


3、コストを支払い、カードとコマを配置
条件を満たしていれば、資材を支払い、建物カードを手元に置き、建物コマをボード上の対応エリアに配置します。


4、報酬を獲得
建物の効果や即時のボーナスを受け取ります。

こうしてプレイヤーは自分の建築を進めていきます。


ゲーム終了と勝利条件

そして、誰かが自分の手元から7つ目の建物コマをボードに配置したラウンドでゲームは終了!
最後に得点計算を行います。

得点は――配置した建物コマの場所や組み合わせ、
獲得している建物カードの点数、
などを合計して決まります。


最終的に最も点数が高かったプレイヤーが、見事勝利となります!


まとめ

〇アクションホイールの悩ましさ
ホイールが回るたびにアクションの組み合わせが変化。戦略を柔軟に調整する必要があります!

〇資材ボードの配置ルール
資材の場所がそのまま建築条件になるシステム。先を読んだ計画性が必須になります!

〇豊富なコンポーネントとテーマ性
Sui Worksらしい、可愛いコンポーネントが盛りだくさんでお送りします!


本作「Bluolino ブルオリノ」は、ゲームマーケット2025秋にて販売します!
販売価格は、ゲムマ特価で4500円となっております!
これだけの物量でこのお値段、頑張りました・・・!

詳しい販売スケジュールや、小売店でのお値段などは追ってご報告します!
よろしくお願いします!!!